ネットバンクのセキュリティ3

これまでネットバンクを安全なものにするためのセキュリティ技術について紹介してきました。ブラウザ上でやり取りされるパスワードや暗証番号などは保護されているため、振込みや残高照会を安心して行えることがわかっていただけたかと思いますが、これらは全てネットバンクのほうから提供されるサービスです。ネットバンクをもっと安心して使えるようにするためには、使う側の我々自身による注意も必要です。具体的にどのようなことに注意すればよいかを、考えてみましょう。

パソコンを使うといろいろな場面でパスワードの入力を要求されることが多くなると思います。パソコンの起動時や会員制サービスの利用、それからパスワードのついた圧縮ファイルなどなど。たくさんのパスワードを全て覚えておくのは大変なのでメモに書いたりする人がいるかと思いますが、メモが盗まれただけで全てを失うことにもなりかねないため、メモにまとめるのはやめましょう。付箋紙などに書いてモニタに貼り付けておくのもNGです。しかし数あるパスワードを覚えきれないのもまた事実です。そこでおすすめしたいのがパスワードのメモなどを分散しておく方法です。隠し場所を分散させたりしておけば泥棒などの被害にあったときもある程度被害を抑えることができるでしょう。

それからパスワードをどのような文字列にするのかも重要です。誕生日や名前などにするのは持ってのほかですが、さらにセキュリティを高めるために文字列自体を何の意味も無いものにするのが大事です。身の回りにある大量生産品の商品コードなどを使うのがおすすめです。アルファベットと数字が混ざっているものを使うと良いでしょう。常に身の回りにあるものからパスワードを取れば、万が一パスワードを忘れた場合にも役立つことでしょう。

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